北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


サケ 再会楽しみ*旭川で稚魚放流


 市民が育てたサケ稚魚の放流体験会が3月20日、旭川市内を流れる忠別川支流のポン川で行われた。親子連れらが、戻ってくるサケの姿を思い浮かべながら、稚魚を川に放した。

 市民団体「忠別川の自然に親しむ会」と「旭川・森と川ネット21」の主催。2009年から続けており、毎年秋にはサケの遡上(そじょう)が確認されているという。稚魚は昨年末から、両団体の会員や趣旨に賛同した幼稚園などで卵から育ててきた。

 体験会には約40人が参加し、3・5~4センチに育った稚魚2800匹を、持参した水槽やバケツに移し、川にそっと放して見送った。

 市立永山南小6年の金子倭(やまと)さん(12)は「元気に海まで泳いでいってほしい」と話した。(後藤耕作)
 
 【写真説明】忠別川支流のポン川で、サケの稚魚をバケツから冷たい水の中に優しく放す参加者(熊谷洸太撮影)
(2024年03月21日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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