紅葉と冠雪　青空の競演＊十勝岳中腹

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　【美瑛】秋が深まる中、十勝岳中腹の望岳台周辺で紅葉が見ごろを迎え、観光客らの目を楽しませている。十勝岳連峰では一部の山頂がすでに冠雪しており、青空の下で色の競演が美しい。道内外から訪れた大勢の人たちが盛んにカメラを向けていた。

　美瑛町観光協会によると紅葉は今がピーク。今季の色づきは例年に比べて１０日ほど遅いペースで、今月に入ってからの寒暖差で一気に進んだという。１０月１１日、友人６人と望岳台を訪れた茨城県の大工、板倉大さん（４１）は「葉の赤、黄、緑の３色に雪の白が加わり全てそろった印象。関東の山にはない色の力強さを感じますね」と、絶景を満喫していた。（西野正史、写真も）
　 　
【写真説明】紅葉が見ごろを迎えた十勝岳連峰の山麓＝１０月１１日午後、美瑛町の望岳台付近から
（２０２３年１０月１３日掲載）

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。