北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


4千発の花火 旭川の夜彩る*「夏まつり」開かれた


 旭川の夏を盛り上げる「旭川夏まつり」(実行委主催)が8月3日から5日まで、市内中心部で開かれた。今年はコロナ禍の前の規模に戻しての開催。繁華街の3・6街では露店が並ぶ「大雪さんろくまつり」が開かれ、浴衣姿の市民らでにぎわった。3日夜には石狩川河畔で第71回道新納涼花火大会も行われ、4千発の花火が夜空を彩った。

 さんろくまつりは、昨年の2倍となる露店48店が出店した。ステージイベントも4年ぶりに開催され、家族連れや若者グループが焼きそばやかき氷などを味わいながら、楽しんだ。旭川市の建築業池沢茂さん(70)は「今日はビールを夜中まで飲むつもり。楽しみたい」と笑った。

 花火大会は午後7時45分から3部構成で始まり、会場の石狩川河畔では多くの人が夜空を見上げた。創作花火やスターマインなど大小の花火が打ち上げられ、旭橋や市街地を照らした。

 比布町の小学校教諭福嶋顕勝さん(55)はカメラを構え、「雨が降らなくて良かった。きれいに撮れた」と満足そうだった。

 4日に旭川平和通買物公園で予定されていた「市民舞踊パレード」は雨天のため中止となったが、5日は巨大山車14基による「烈夏七夕まつり」が行われた。実行委によると、期間中の来場者数は63万人で、前年に比べて13万人近く多かった。(東桜子)
 
【写真説明】旭川の夜空を彩った花火大会(西野正史撮影)
(2023年8月4日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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