北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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【特集】


ななかまど編集部が行く!特別編

 

一般社団法人旭川青年会議所 第73代理事長 清水 健史

2014年一般社団法人旭川青年会議所入会。
2017年事務局長を経て2019年実行委員長。
2023年旭川青年会議所第73代理事長。
2023年旭川夏まつり企画委員会副委員長もつとめる。
りんどう法律事務所、弁護士。
趣味は旅行とキャンプ。

 

北海道新聞旭川支社 支社長 斉川 誠太郎

1962年8月、江別市生まれ。85年、北海道新聞入社。本社地方本部を振り出しに、名寄支局、本社社会部、東京政経部、広尾支局、岩見沢総局、本社報道本部、東京報道センターなどで記者、デスクを歴任。稚内支局長、本社報道センター副センター長、帯広報道部長、本社紙面審査委員室長、東京編集局長を経て、22年6月、旭川支社長に就任。

 


昭和通3条〜5条全域を使い、巨大な山車が豪快に練り歩きます


迫力ある和太鼓が鳴り響きます


旭川夏まつりのフィナーレを飾る情熱のパフォーマンス

 

「烈夏七夕まつり」が4年ぶりに本格開催
主催する青年会議所の思いは?

 

斉川 私は昨年6月に旭川に着任して初めて「烈夏七夕まつり」を見たのですが、旭川夏まつりのフィナーレを飾るにふさわしい、元気のいい素晴らしい催しだなという印象を受けました。

清水 ありがとうございます。この祭りは旭川市が1990年に行った開基100年記念事業である「日本のまつり・旭川」を機に、旭川の顔になる新しい夏まつりを百年後に伝えようという思いの下、旭川青年会議所の主催で1991年に始まったものなんです。

斉川 参加者に若い世代の方が多くダイナミックさがあると感じましたが、特徴としては太鼓・踊り・山車の3つということになりますか?

清水 発祥の契機が、日本のまつりの音と踊り、そして市民参加によるエネルギッシュなパワーにありますので、やはり太鼓・踊り・山車が祭りの中心的な要素になりますね。

斉川 コロナ禍を経て昨年は3年ぶりの開催ということでずいぶん規模を絞っていたと伺いましたが、それでもあの山車はすごい迫力でした。

清水 コロナ前の2019年は、山車の団体だけでも26団体ありました。それが20年、21年と開催ができず、22年もコロナの規制が残っていましたので結果的に5団体の参加に留まりましたが、支社長には楽しんでいただけたようでうれしいです。

斉川 そういう意味では、今年は4年ぶりに完全復活という形になりますか。

清水 さんろく祭りや市民舞踊パレード、大雪連合神輿などもコロナの規制がない状態でやると聞いていますので、夏まつり全体としても2019年と同様の形でできるのかなと思います。烈夏七夕まつりは、参加者の数で言うとまだそこまでの規模には戻っていないのが現状ですが、今年は山車も14団体まで増えます。

斉川 理事長として「ここを見てほしい」という点を教えてください。

清水 一つは「太鼓・YOSAKOIフェスティバル」というもので、17時から19時くらいまで昭和通りで太鼓とYOSAKOIが交互に出てきます。太鼓って生で見ると音がお腹に響いて迫力が全然違いますし、YOSAKOIは見ていて飽きません。その後、山車の連行が19時過ぎから21、22時まであります。コロナ明けで皆さんやる気に満ちあふれていますので、気合いの乗った踊りと太鼓、山車を堪能していただければ。

斉川 最後に、今後の展望についてお聞きかせください。

清水 烈夏七夕まつりは、いかに市民の皆さんと一緒に作り上げるか、ということを大切にしています。今年は高校生の方に入っていただいてお手伝いをしてもらうなど新しい試みも進行中です。今後も市民の皆さんにはお祭りを作る側で参加してほしいと思っていますので、私たちに連絡をもらえればどういう形で参加いただけるか検討いたします。自分も楽しみながら見ている人も楽しませる、そんな関わり方を拡大させることに注力していきたいですね。

斉川 本日はありがとうございました。

 

 

[取材協力]
一般社団法人 旭川青年会議所

旭川市常盤通1丁目
0166-22-9815
https://www.asahikawa-jc.or.jp/

明るい豊かな社会を築くことを目的にまちづくりや人づくりに関わる様々な事業を実施。その代表的事業の一つである「烈夏七夕まつり」は、2019年度は約50団体、参加者数は2,500名以上を記録。

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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