北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


天塩川50キロ カヌーの旅*ダウン・ザ・テッシ開催


 【音威子府、中川】天塩川を下る国内最大級のカヌーツーリング大会「ダウン・ザ・テッシ2023」(NPO法人ダウン・ザ・テッシ主催、北海道新聞社など共催)が7月15、16の両日開かれた。最終日の16日は、コース後半の音威子府川の駅「中の島」―中川町佐久橋右岸上流25キロ区間で行われ、全国から集まった計113艇222人が総延長50キロをこぎきり閉幕した。

 この日は雨や強風もなく、水の流れもやや速かったため、参加者たちは予定より約1時間早い約3時間半で無事ゴールした。

 途中、峡谷地帯を流れる天塩川の雄大な景観やオジロワシの勇壮な姿などを楽しんだ。

 4年ぶりに参加したという帯広畜産大カヌー探検部の河又百花さん(22)は「4年前はこぐのに必死だったけど、今回はのんびりと景色やおしゃべりも楽しめた」と笑顔を見せた。

 30回目を迎えた今大会は4年ぶりに通常の2日間の日程で開催。酒向勤大会長は「この大会のために準備やトレーニングをしてきた参加者もおり、大会の重みをひしひしと感じた」と話した。(谷口宏樹)
 

【写真説明】渓谷地帯を流れる天塩川の川下りを楽しむダウン・ザ・テッシの参加者(西野正史撮影)
(2023年7月17日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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