今週の一枚
エノキダケ出荷ピーク*愛別
【愛別】鍋料理の季節を迎え、町特産のエノキダケの出荷がピークを迎えている。道内に流通するエノキダケの約8割、年間3300トンを出荷する町内の農事組合法人「ヒット」の作業は、鍋ものなどへの需要が高まる11月から2月にかけてが最盛期。1日最大18トンを道内各地へ出荷する。
同法人の包装センターでは約60人の従業員が作業台のはかりを使い、エノキダケの株を指定の重さになるよう手際よくちぎって調整。ベルトコンベヤーに載せられたエノキダケは機械によって店頭で見慣れたパッケージに包装されていく。
同法人の宮田哲雄代表理事組合長(68)は「愛別産のエノキダケはいつでも変わらないおいしさで高い品質の商品を届けている。鍋料理が食べたくなる季節なので、ぜひ味わって」と話している。(佐藤愛未)
【写真説明】エノキダケの株の重さを調整して出荷の準備をする従業員(諸橋弘平撮影)
(2021年11月17日掲載)
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