北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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このクサ・・・なあに?

よく見るけど名前は知らないそんな草花 旭川市北邦野草園さんに教えてもらいました


Vol.04 カタバミ


7月中旬撮影

 

カタバミ

カタバミ科・カタバミ属

 
 

 空地や道端、畑など身近な場所に生え、地面を這う茎は10〜20cmほどでよく分枝し、節から花柄(かへい※1)や葉柄(ようへい※2)を出します。葉はハート形の3枚葉で、夜には折りたたみます。黄色の花は1cmほどで、果実は円柱形で上を向き、熟すると種子を弾き飛ばします。漢字表記は「傍食」。花期は6〜10月と長く、北海道〜九州に分布する在来植物です。よく似ておりますが、15cmほどの茎が直立する「エゾノタチカタバミ」という別種があり、林縁や道端で見られます。

 

※1 茎と花との間にある柄の部分
※2 茎と葉との間にある柄の部分
 

〔 北邦野草園からのお知らせ 〕

旭川市北邦野草園の花の見ごろ情報は、開園期間中HP内で更新されます。下記URLからもご確認いただけますのでぜひご覧ください。閉園期間中でも嵐山公園センターは開館しておりますので、ご利用ください。

http://www.asahikawa-park.or.jp/gallerypage/sp/yasouen.html

 
 

旭川市北邦野草園

上川郡鷹栖町八線西四号
☎ 0166-55-9779
【開園期間】4月下旬〜10月下旬 ※現在冬季閉園中
☆嵐山公園センターは冬季も開館しています。北邦野草園に咲く四季の野草の写真や、嵐山の自然と文化、アイヌ民族と植物などを展示していますので、お気軽にお越しください。
●営 9:00〜17:00 ●休 毎月第2、第4月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始 ●P有
 

 

協力・文/旭川市北邦野草園

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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