北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

今週の一枚


密避け輝く幻想世界*氷瀑まつりきょう開幕 (1/30)


 

【層雲峡】上川管内上川町の冬の風物詩、第46回層雲峡温泉氷瀑(ひょうばく)まつり(実行委主催)が1月30日開幕し、大小約30基の氷像が青やオレンジの電球約100基に照らされ幻想的な光に包まれる。今年は新型コロナウイルス対策として飲食提供は行わず、開催時間は昨年より3時間半短縮して午後5時~9時半とした。
 今回のテーマは「北の山岳リゾート」。昨年11月から準備を始め、アルプスの名峰・マッターホルンに見立てた高さ14メートルのメインの氷像を中心に、スイスの街並みなどを表現した。氷像内を歩く名物の回廊は例年の約100メートルから約20メートルに短縮し、密閉空間を極力減らした。
 コロナ禍で昨年はまつりを2月末で中止し、今年も開催が危ぶまれたが、観光業への影響も考慮し、感染対策を講じて開くことにした。例年は国内外から約13万人が訪れるが、今年は地元客を中心に約2万人の来場を見込む。
 まつりは3月14日まで。期間中は土曜日の午後8時半から花火を打ち上げる。問い合わせは層雲峡観光協会(電)01658・2・1811へ。(土門寛治)

 
【写真説明】開幕前の試験点灯で幻想的な光に包まれた氷瀑まつりの会場(宮永春希撮影)=1月28日
(2021年1月30日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP