北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

【特集】


カラダが喜ぶ発酵食品2 ミニぐるめ君プレゼンツ

 

前回ご好評をいただいた免疫をあげるといわれる発酵食品の特集第2弾!旭川市と近郊で手づくりされている「おいしい」発酵食品をピックアップ。健康的な発酵食品をたくさん食べて新型コロナウイルス感染症を吹き飛ばそう!!

 

田中青果店(留萌市)

野菜の風味を引き出した自然発酵甘酢漬け・塩漬

 

乳酸菌の力で発酵させた風味豊かな漬物。


(左)胡瓜焼酎漬 (右)ハスカップ大根

 

地域の採れたて野菜のおいしさを最大限に引き出した乳酸発酵の漬物。全品保存料や着色料は不使用で、一部の商品を除きうま味調味料も使っていない。中でも初山別村産ハスカップの果汁で漬け込んだ“ハスカップ大根(550円)”は程よい酸味がさわやか。ナンバンのピリ辛が食欲をそそる“胡瓜焼酎漬(3本・550円)”、“辛子大根(550円)”、“大根粕漬け(550円)”などお薦め多彩。

田中青果店・留萌本店

留萌市栄町2丁目4-24 TEL(0164)42-0858
■時間 10:00~18:00 ■定休日 不定休

アミューズマーケット(旭川市神楽岡5条4丁目3-156)で購入可

 


 



稲華屋(鷹栖町)

タップリ入れた米麹の甘さ際立つ逸品あっぱれあっぱれ三升漬

 

程よい辛さの奥から、発酵した米麹の甘さが広がる。


あっぱれあっぱれ三升漬

 

稲華屋は、農薬の使用をできる限り抑えた健康的な農産物と加工品作りをおこなう農業法人。お薦めの発酵食品は“あっぱれあっぱれ三升漬(100g・540円)”。一般的な三升漬けよりも米麹を贅沢に使っているため、辛さが控えめで印象的な甘さがある。一度食べたら「これじゃないとダメ」という人も少なくない人気のひと品。熱々のご飯にのせていただくと、おいしさもひとしおだ。今年の新物は9月下旬販売開始。

稲華屋・直売所

上川郡鷹栖町11線7号 TEL(0166)87-2951
■時間 8:00~17:30(土曜日17:00) ※12:00~13:00休憩
■定休日 日曜日(11月~3月・祝日も休み)

 


 



旭正2生活改善グループ(旭川市)

旭川産きらら397の糀から生まれた発酵食品ゆきわこうじ・ゆきわ味噌

 

(左)味噌や三升漬けなど多彩な発酵食品。(右)自然な甘さの甘酒が造れる“ゆきわこうじ”。

 

家族に添加物を使わないものを食べさせたい…。そんな思いで始まった取り組みから生まれた発酵食品の数々。旭川産のきらら397が原料の“ゆきわこうじ(200g・200円)”で手作りする甘酒が人気上昇中。創業当時から使っている木樽で熟成させる“ゆきわ青大豆味噌(1kg・800円)”や“ゆきわ利尻昆布入り味噌(1kg・900円)”、“塩こうじ(250g・350円)”、“三升漬(110g・500円)”も発酵食品。

旭正2生活改善グループ

旭川市東旭川町旭正409 TEL(0166)32-3602
■時間 9:00~17:00 ■定休日 月・火曜日

 


 



吉田チーズ工房(旭川市)

本場フランスで学んだ非加熱チーズ生かまんべーる

 

非加熱なので時間と共に味の変化が楽しめる。


生カマンベール

 

フランスにも足を運びチーズ作りを学んだ吉田良作さんが代表を務める、“カマンベールチーズ(1個100g・750円)”専門工房。地元の牛乳を原料に使い、加熱していないので白カビと乳酸菌が生きており、冷蔵庫の中でも熟成が進むため、味の変化を楽しむことができる。薄く切り取ってパンにのせトーストしたり、ハチミツをかけて食べると更においしさアップ。工房での購入はできないのでご注意を。

吉田チーズ工房

旭川市花咲町7丁目4055-15 TEL(0166)54-0486

amie工房 (旭川市旭町2条12丁目)・アミューズマーケット(旭川市神楽岡5条4丁目)・全日食きくち商店(旭川市末広3条1丁目)・たいせつ農産物直売所(旭川市東鷹栖1条3丁目)・新田ファーム 鷹栖牛直営販売店(上川郡鷹栖町南1条3丁目)で購入可

 


 



糀siro(旭川市)

ブドウ糖をはじめ栄養豊富な「飲む点滴」スイートコージ・白米

 

発酵した糀の自然な甘さが魅力の甘酒。

黒米やはちみつなどバリエーションも豊富

 

自慢の米糀を発酵させて作った、自然な甘さが魅力の“甘酒(410円)”をはじめ、旭川産黒米“きたのむらさき”を使った“スイートコージ・黒米(432円)”、VOREAS北海道のアカシア蜂蜜を使った“スイートコージ・はちみつ(454円)”など種類も豊富。「いとげん味噌工房」の“こめ糀味噌(500g・750円)”や“黒大豆味噌(500g・810円)”も販売している。

糀siro

旭川市末広4条10丁目4-12 TEL(0166)76-4286 
■時間 11:00~19:00 ■定休日 土・日曜日・祝日

 


 


1 大豆を適量水でよく洗い、一晩水につけておく。一晩で2倍以上に膨れることを予測して大豆の量を決める。

 

2 大豆を漬け水ごと鍋に入れ、弱火で3~4時間ゆでる。お湯がなくならないように水を足しながらアクを取る。大豆が指で潰せるようになったらゆであがり。

 

3 煮沸消毒した器に熱々のゆで汁を少量入れ、市販の納豆を数粒入れて潰し、納豆菌を取り出す。

 

4 ゆで汁を切った②の大豆を煮沸殺菌したボウルに移し、③を加えてよくかき混ぜる。

 

5 ヨーグルトメーカーに④を入れ、温度45度で24時間保温。

 

6 24時間後、納豆の完成。容器を移して冷蔵庫で保存。

 

 

MENEKI UP COLUMN

発酵食品じゃないけれど
にんにくも免疫力アップに貢献

 

農薬を一切使わず育てた有機認証にんにく

 

にんにくも免疫力のアップに効果が期待される作物。中でも西尾ファームのにんにくは農薬を一切使わず、有機認証を取得している健康的な自然派にんにく。若い農家と豊かな自然に育まれたにんにくは味もよく、上富良野町のふるさと納税返礼品にも選ばれ、人気の一品となっている。

 

Nishio Farm(西尾ファーム)

空知郡上富良野町東9線北16号
TEL 090-2698-7456
https://nishiofarm-kamifurano.com

 

 

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


GO TOP