北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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今週の一枚


旭川の夜空にサプライズ (7/18掲載)

 新型コロナウイルスの早期収束への願いを込めた「ガンバレ旭川 サプライズ花火」が7月17日夜、旭川市内で打ち上げられた。
 旭川青年会議所と北海道新聞旭川支社の主催で、密集、密接を避けるため直前まで周知せず、無観客で実施。市内に工場がある道内最大手の花火メーカー海洋化研(札幌)が、市内のスキー場から打ち上げた。
 花火は5分間で、大玉の5~8号玉を38発用意。コロナ対策の最前線に立つ医療従事者への感謝を込めた青色や、明るい未来への願いを込めた銀色の大輪の花が次々と夜空を彩った。
 JR旭川駅そばのビアガーデンで偶然に花火を見た旭川市の歯科医師山田雅昭さん(70)は「コロナの影響で減った患者が戻ってきたところ。スタッフの誕生日祝いとも重なり、まさにサプライズ」と喜んだ。旭川青年会議所の新谷逸生(いっせい)理事長(38)は「イベントが中止になったマチに元気と活気を取り戻したかった」と話した。(山中いずみ)

【写真説明】「悪疫退散」の願いを込めて打ち上げられたサプライズ花火=17日午後8時5分、旭川市内(宮永春希撮影)

(2020年7月18日掲載)

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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