北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

ミニぐるめ君が食べて選んだ感動の味口コミ情報をはじめ、 食の特集やレシピまで、知って得する情報が満載です。


Vol.811 Lunch & Cafe HAKKO(ハッコウ)

おからと山芋を使ったイカリング風揚げ物が印象的な“HAKKOワンプレート”。ベジタリアンやヴィーガンには、ゆで卵を別料理に変更して提供している。


ベジタリアン、ヴィーガンにも対応

HAKKOワンプレート

 

美瑛駅周辺の商店街の中で異彩を放つログハウスのカフェ。白金ビルケの森にあった「ちはるのやさいキッチン」が移転し、2018年11月にリニューアルオープンしたカフェ「HAKKO(ハッコウ)」だ。安全面に配慮した食材や自然派の調味料を使った野菜中心の料理を提供するコンセプトはそのままに、一部メニューを一新しながらヘルシーな料理を提供している。

ランチのお薦めは“HAKKOワンプレート(1,280円)”。もっちりとした歯触りの無農薬玄米ご飯が乗り、野菜料理が盛り付けられたヘルシーなランチだ。「イカリングものっているだろう」と思われた方もいるかと思うが、これも野菜料理なのだ。食材はおからと山芋で、これに衣を付けて揚げ無添加のソースを付けていただくのだが、歯触りはイカリングそのもの。このような手間をかけるのには理由がある。外国人旅行者や食品アレルギーの増加により注目を集めるようになった食の多様性への対応だ。ゆで卵を野菜料理に替えるだけで、ベジタリアンやヴィーガンにも提供できるのだ。そのような食の多様性を求める旅行者は少なくないという。ホールトマトを使った“やさいときのこのトマト煮込みランチ(1,180円)”も、ベジタリアン、ヴィーガン対応メニュー。

 

野菜を主役にした料理が人気

 

素材にも気遣った“スコーン”

 

自然塩や甜菜糖を使う“スコーン(2個450円)”は、アルミニウムフリーのベーキングパウダー使用。
野菜を主役にした「HAKKO」の料理は、ヘルシーな食を求める人々に益々注目を集めていきそうだ。

Lunch & Cafe HAKKO(ハッコウ)

上川郡美瑛町西町1丁目2-10

TEL(0166)73-9320
【時間】8:00〜18:00
【定休日】不定休(主に火曜日)
●16席●禁煙●P9台

 


ミニぐるめ君のつぶやき

筆者は食品添加物が苦手で、食べられるものがない旅行の経験がある。食の多様性への対応は幅広く課題も多いが、外国人旅行者が増加する今こそ、一軒でも多くの飲食店や宿泊施設で対応を進めてほしいと思う。

【ミニぐるめ君ブログ】

https://ameblo.jp/ipponmatu-umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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