北海道新聞 旭川支社 + ななかまど

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ミニぐるめ情報

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Vol.770 (株)はいありがとうございます

今が旬だが、傷みやすい欠点がある。乾燥させて加工品にするのはそんな理由からだ。生食用は冬期間雪をかき分け、畑の中から掘り起こして提供される。


イヌリン豊富な菊芋を手軽な加工品にアレンジ
北のきくいもチップス

 

旭川に菊芋(きくいも)という野菜の栽培と普及に取り組む「旭川菊芋健築会」というグループがある。代表の横田象二郎さんを中心に6年程前に結成された任意団体だ。そもそも菊芋は植物の根の部分で、イヌリンという物質が多く含まれているため糖尿病の改善に期待が寄せられ、「天然のインスリン」ともいわれている。秋が収穫期だが生食のままでは傷みやすいため、保存性の高い加工品も開発してきた。

 

使いやすい“お茶(左)”と、“パウダー”

代表的な加工品は“北のきくいもチップス(50g・800円)”。スライスした菊芋をフライパンでから煎りしているため香ばしく、そのままでもポリポリと食べられる。野菜炒めやみそ汁などの具材として使うのがお薦めだ。そのチップスを粉砕させた“北のきくいもパウダー(50g・1,000円)”は、パンやお好み焼きの生地のほかカレールーなどに練り込んで使うのに適している。“北のきくいも茶(50g5袋入・800円)”はその名の通り、煮出してお茶としていただくタイプ。小売りは「旭川菊芋健築会」の事務局を担当している「ネパールキッチンヒマール」が店内で対応してくれるほか、“菊芋カレ−(1,080円)”も通常メニューとして提供している。

そんな菊芋販売の営業部門の中心となっているのが「(株)はいありがとうございます」というユニークなネーミングの会社だ。今回パッケージも一新し、全国への本格的な販売を開始した。地方発送や卸売りなどの希望がある方は「はいありがとうございます」まで問い合わせて欲しい。

 

「ヒマール」でも販売している

 

(株)はいありがとうございます

TEL090-8639-9140(中谷)
E-mail:akinori-n@zpost.plala.or.jp

 

[販売]
ネパールキッチンヒマール

旭川市南5条通22丁目

TEL(0166)33-3811
【時間】11:00〜14:30・17:30〜21:00
【定休日】不定休

 


ミニぐるめ君のつぶやき

 

良くも悪くも、私達の体は食べたものでできている。「食は命」の視点に立ち健康的な食事を心掛けたいものだ。結局行き着くところは「バランスの良い食事」になるのだが、菊芋もその中のひとつにチョイスしてみてはいかが。

【ミニぐるめ君ブログ】

http://blogs.yahoo.co.jp/ipponmatu_umare

 

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。


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