30*資格取得 関わる第一歩に 2019/11/18 パラスポーツに関わってみたいが、何から始めたらいいかわからない人は、ぜひ、初級障がい者スポーツ指導員の資格取得をお勧めしたい。指導員資格と聞くと、少しハードルが高く感じる。ただ、資格を取ったからすぐに選手を指導するというものではなく、パラスポーツに関わり始めるきっかけの資格と思っていただく方がいい。スポーツが好き、障害のある人に関わる仕事をしている、ボランティアで何かしたいなど、さまざまな立場の人が受講している。 旭川では10年以上前から初級障がい者スポーツ指導員養成講習会が開かれている。旭川のパラスポーツは盛んで年間を通じ、さまざまな活動をしている。多くの指導員がそれらの活動を支えているのだ。 養成講習会ではパラスポーツだけでなく、障害の理解や障害者福祉施策も学び、実技も行う。パラスポーツに関わる人とのネットワークができ、全道、全国に仲間が広がっていくのも魅力だ。私は20歳で初級指導員の資格を取り、学んだことや人脈がパラスポーツ普及や講演活動をする際にとても役立っている。 本年度の養成講習会は1月12、13の両日に旭川市ときわ市民ホールで開かれる。受講料5千円とテキスト代3500円が必要。申し込みは12月25日までに北海道障がい者スポーツ指導者協議会道北事務局0166・38・8200へ。 初級指導員の資格取得には、このほか認定申請料5500円と登録費3800円がかかる。 |