26*女子チームで気軽に競技を 2019/06/24 平成から令和に変わった5月1日、日本初となる女子パラアイスホッケーチーム「ボルテックス札幌パラアイスホッケークラブ」が誕生した。日本パラアイスホッケー協会に加盟するチームはこれまで北海道、八戸、東京、長野、関西の5団体だったが、いずれも男女混合。パラリンピックは男女混合で女子選手も出場できるが、もっと女子選手が増えてほしいことから、あえて女子チームとして立ち上がった。 北海道で活動する車いすの団体競技は、車いすバスケットボールと車いすラグビーもあるが、女子選手は数名で、ほとんどが男子選手。以前、女子の車いすバスケットボールチームを作る動きもあったものの、選手が集まらず断念した。 パラアイスホッケーはクラブチームとして大会に出場する場合、障害の有無に関係なく同じ条件で出場できる。クラス分けもない。ボルテックス札幌は選手19人のうち、障害のある選手は2人。先日、訪ねたときは4人がスレッジに乗り、楽しそうに練習していて、私も久々にホッケーをしたいと思った。 男性に比べ、障害のある女性のスポーツ参加は少ない。女子チームという受け皿ができたことで、気軽に一歩踏み出してくれたらと思う。 用具は貸し出す。興味のある方は山田さん(電)090・6998・5160へ。 |