24*気軽に参加できる大会も 2019/03/25 最近、パラスポーツは競技性や激しさに注目が集まっている。障害の状況によっては遠い存在に見えてしまっているが、さまざまな障害のある人が気軽に参加できる大会もある。 北海道障がい者スポーツ大会が6月16、23の両日に網走市、北見市、美幌町で開かれる。57回目を迎えるこの大会は、障害のある人の体力増進や社会参加の促進が目的で、毎年実施されている。昨年は岩見沢市と美唄市で開催された。 陸上競技と車いすバスケットボール、サッカー(知的)など五つの団体競技が行われ、4月1日現在、13歳以上の身体障害者と知的障害者が参加でき、80代の人も少なくない。 陸上競技では肢体不自由、視覚障害、聴覚障害、知的障害、内部障害のある人が28の障害区分に分かれてトラック、跳躍、投てきの各競技を行う。50メートル走、立ち幅跳び、乾燥した大豆などを入れた12センチ四方の袋を投げるビーンバッグ投げなどもあり、スポーツ初心者や障害が重度の人も出場できる種目もあるのが特徴だ。 記録によっては来年10月に鹿児島県で開催される全国障害者スポーツ大会の北海道選手団の一員に選考される可能性もあるので、全国出場を目標に参加してみるのもいい。 実施要綱と申込書は各市役所、町村役場にあるので興味のある人はぜひ参加してもらいたい。 |