10*障害者クロカン大会 声援を 2017/12/25 来年1月7日に富沢クロスカントリースキーコース(旭川市神居町富沢)で全日本障害者クロスカントリースキー競技大会(日本障害者スキー連盟主催)が開かれる。同大会は、1998年の長野パラリンピック開催をきっかけに、障害者クロスカントリースキーの普及・発展を目指して99年に始まった。今回で20回目となり、前回は全国から約60人が出場した。 身体、視覚、聴覚、知的に障害のある人がカテゴリー別に順位を競うほか、障害のない人も出場することできるユニバーサルな大会でもある。スキー初心者からトップレベルの選手も一緒にレースをするのも特徴。3月に韓国で開かれる平昌(ピョンチャン)パラリンピック出場を目指す選手たちも参加する予定だ。間近で選手たちの滑りを見て、ぜひ声援を送ってほしい。 また、下肢に障害がある人のためのシットスキー体験やアイマスクを着用してのスキー体験もできる。レースを見るだけでなく、体を動かしてスキーを楽しめるイベントでもある。 障害があると冬の外出は大変で雪はバリアになるが、工夫次第で楽しみに変わる。この機会に大会会場に足を運んで選手たちに声援を送り、スキーを楽しんでいただきたい。 大会は7日午前9時半から競技が始まり、昼ごろには終了する。前日の6日には公式練習が行われる。詳しくは日本障害者スキー連盟((電)03・6229・5429)へ。 |