２０２０年東京パラリンピック開幕まで３年を切った。３年後の今頃は日本選手の活躍で連日にぎわっていることと思う。東京開催が決まってからパラリンピックへの関心が大きく高まり、パラスポーツに関するイベントがとても多くなった。

 本年度、道内４会場で北海道パラアスリート発掘プロジェクト（道主催）が行われる。９月２３日正午からはイオンモール旭川西で開かれる。東京パラリンピックを目指す選手を発掘する事業だ。３年を切っていまさらと思われるかもしれないが、パラリンピックでは競技を始めて数年で世界と戦えるようになる選手も少なくない。パラリンピックに挑戦したいという方はぜひ参加してもらいたい。

 パラリンピックとまではいかなくても、何かスポーツをやってみたいという人もぜひ足を運んでもらいたい。障害があることでスポーツをする機会から遠ざかっている家族や知人がいたら、誘って一緒に参加してみてはどうだろうか。新しい発見や出会いがあるかもしれない。

 旭川会場ではボッチャ、車いすフェンシング、ウィルチェアー（車いす）ラグビーの３競技を実施し、競技を広く知ってもらうため障害の有無にかかわらず体験できる。１０月７、８の両日にはイオンモール札幌平岡でも行われる。問い合わせは道スポーツ振興課（電）０１１・２０４・５２５４へ。