3*車いすバスケ 子供も躍動 2017/05/29 旭川市障害者福祉センター「おぴった」を拠点に、旭川リバーズという車いすバスケットボールチームが活動している。障害の有無にかかわらず約20人のメンバーがいるが、最近は大人と一緒に、3人の障害のある小学生が練習に参加するようになった。 道内には子供だけの車いすバスケットボールチームはない。日本車椅子バスケットボール連盟に登録する道内5チームは、大人が主体で活動している。 旭川リバーズでは、過去に小学生がいたことがあったが、同時に3人が参加するのは初めて。昨年11月におぴったで開催されたパラスポーツのイベントを見たのが機となり、3人がリバーズに来るようになったという。 子供たちは専用の車いすに乗って自由自在に体育館を走り回り、生き生きと車いすバスケットボールを楽しんでいる。練習を見守る母親に話を聞くと「バスケをとても楽しみにしていて、子供に自信が付いたように見える」と話す。目を輝かせてプレーしている子供たちを見ていると、私もうれしくなってきた。 チームの柏川貴彦代表は「多くの子供たちが気軽に見学や体験に来てほしい」と笑顔で話す。練習は毎週火曜日と金曜日の午後6時から同9時まで。問い合わせは柏川さん(電)090・3119・7878へ。 子供たちにとってパラスポーツが身近になる環境をつくることが、今の日本には最も必要なことだと思う。 |