北海道新聞旭川支社
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永瀬充のGO!パラスポーツ

 2*体力より頭脳使うボッチャ     2017/05/01

 ボッチャという競技をご存じだろうか。パラスポーツといえば、車いすバスケットボールや車いすテニスを思い浮かべる人が多かったと思うが、昨年のリオデジャネイロ・パラリンピックで日本が銀メダルを獲得してから、認知度が大きく高まった。

 個人戦と団体戦があり、赤と青チームに分かれてそれぞれ6球ずつジャックボールと呼ばれる目標の白い球目がけて転がし、どれだけ近づけるかを競う。カーリングに似た競技で、体力より頭脳をより使うスポーツだ。重度の障害がある人でも楽しむことができ、誰でも一緒に楽しむことができる。

 今年2月には旭川で、障害の有無に関係なく参加できるボッチャ大会が開催された。東京では、社員交流やパラスポーツ理解促進のためにボッチャを取り入れている企業もある。

 また、6月17日には名寄市立大学を会場に誰でも参加できる市民ボッチャ交流大会が開催されるので、興味のある方はぜひ参加してもらいたい。詳しくは名寄市社会福祉協議会(電)01654・3・9862へ。

 パラリンピックを見て実際に競技をやってみたいが、どこでやっているのかわからないという声をよく聞く。これから秋にかけては全道各地でパラスポーツの大会やイベントが多く開催されるので、近くであるときは実際に見に行ったり、大会事務局に声を掛けて参加してもらいたい。



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