北海道新聞旭川支社
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北極星

谷龍嗣(留萌・僧侶)*令和元年に歩んだ「道」は  2019/12/08

 令和元年という特別な1年が過ぎようとしています。今年は、どんな人生の道を歩んだろうかと振り返る12月。今日は、そんな「道」に関してのお話です。

 書道、華道、柔道など、日本にはたくさんの「道」という言葉のつく専門の道があります。その道についてすてきな言葉と出合いました。昔の言葉で書かれていましたので、私なりに訳してみると次の通りです。

 「道を究めるという事は、自分を究める事です。では、自分を究めるという事は、自己中心的な思いから少し離れる事です。自己中心的な思いから離れるという事は、多くの方々に支えられて生かされていることに気付く事です。そして支えられている自分に気が付くという事は、より広い視野に立って今を生きる事です」

 「1年の計は、元旦にあり…」。今年のお正月、私は「ダイエット」という目標を立てましたが、道半ば…。その道を成し遂げようと、今日もせっせとランニングマシーンという永遠の道を歩もうとしております。「道」とは成し遂げるものではなく「歩み続けるもの」かもしれませんね。皆さんは、どんな令和元年道を歩みましたか?


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