北海道新聞旭川支社
Hokkaido shimbun press Asahikawa branch

北極星

 大谷真樹子(旭川・おでん屋店主)*卒業の時 2018/05/14

 コラム「北極星」を執筆してはや10年。振り返ると、この間にどれほどの方々と知り合いになれたことでしょう。電話や便り、わざわざお店を探してご来店くださったりと、本当に感謝しています。その後もお付き合いが続いている友人が大勢います。

 このたび、北極星を卒業することになりました。今回のエッセーで71本目。昨年の秋には「流れ星にのって」を自費出版し、趣味の登山やウオーキング、今は亡き父や母のことをまとめることができました。皆さんからたくさんの思い出をいただき、お礼の言葉がみつかりません。その代わりに、卒業にあたって私の友人が贈ってくれた詩を紹介しようと思います。

 【祈り】一度きりの人生だけど 一度かぎりの人生じゃない 他の人の心の中で 第二の人生が始まるんだ

 【生きていること】それは困難の壁にぶつかり それを乗り越えること 約束された死までの時間を 輝くものにすること

 【死んでしまうこと】それは、輝く人生を終え 他の人の心の中で 永遠に生きてゆくこと

 阪神淡路大震災の追悼文集で、小学生が書いた詩です。またいつの日か「流れ星」にのって、皆さまと再会できることを楽しみにしています。ありがとうございました


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