上川北部6市町の各文化協会(文協)が毎年、各市町持ち回りで開催する「道北文化集会」が3日、名寄市で開かれた。 私の所属する風連町と、名寄市の各文協をめぐっては、2006年の旧風連町と旧名寄市の合併を機に、双方の役員レベルで組織の一本化に向けての協議が何回か行われたが、組織規模や運営方法に開きが大きく、一本化は困難との結論に至った。 その結果として、各市町から1文協の参加が前提となっている道北文化集会には、名寄市からは名寄の文協だけが参加する形で経過していた。 そんな中、名寄の文協が近隣市町の文協に働きかけてくれて、今回の名寄開催を機に、風連の文協の復活参加が実現した。 12年ぶりの参加に戸惑いもあったが、当文協からは芸能発表と作品展示の2部門に各3団体が出演と出展を果たし、道北文化集会ならではの貴重な機会を得て近隣文協との交流を深めることができた。 芸能発表で延べ出演者数210人、35演目のプログラムの「とり」を飾ったのはわが文協の阿波踊りグループ「風舞連」。総勢30人の大集団がエンレイホールの広いステージでいつにも増して躍動するさまに、道北文化集会の開催意義を思い、この地域の文化にふれる充実した一日となった。 |