オホーツクにも夏がやってこようとしている。そう感じることのひとつに地域の子どもたちと一緒に行う「キャンプ」があり、準備をはじめたところだ。 20年以上続く野外体験活動の一環で、特定外来種を見つけたり、カヌー体験などを行ったりして、地域の自然を遊び、学んできたが、さて今年は、どんなオホーツクの夏を非日常のなかで楽しむのか、わくわくしながら、プログラムをたてている最中だ。 目の前に海が広がっているけど、普段はなかなか接する機会が無いので、海辺に親しむ企画を毎年取り入れるようにし、今年は「宝物探し」をしようかと思う。詳しい内容は当日まで子どもたちにも秘密。おいしい魚介だけが、枝幸の海の恵みじゃない、とだけ。 夜間プログラムでは過去2年、「国際宇宙ステーション」が上空を横切る日に重なり、観察することが出来た。 小さな町とはいえ、市街地では光源がたくさんあるので、夜に満天の星空、というわけにいつもはいかない。でも、今年のベース基地は、空が近い。たっぷり時間をかけて夜空を旅することが出来そうだ。日中のプログラムでは、けっこう体を使うので、原っぱに寝転んだら、眠気に勝てるだろうか。でも、星たちに圧倒されてキラキラと瞳が輝く北極星を探す夜にしたい。 |