12月に入りました。今年もいろいろな出来事がありましたが、9月に西武デパートが引き揚げたことで、歳暮や年末年始の準備が不便になり、とまどう人も多いのではないでしょうか。 札幌の友人から常磐公園のナナカマドの句碑が懐かしいと便りがあり、その句碑を撮りにでかけました。 すぐそばの道立旭川美術館前に、オシップ・ザッキン作の彫刻「人間の森」があります。旭川野外彫刻たんさくマップに説明があり、1975年に西武デパートが、オープンを記念して旭川市に寄贈したということです。「人が重なりあって天にエネルギーを発しています」「設置当時のパワーと勇気を街中に!と願いをこめてお手入れしています」と記されています。 エネルギー不足であったのか、時代の流れなのか、残念ながらデパートは閉店しましたが、この彫刻は永遠に残ることでしょう。 エネルギッシュと言えば、美術館では北海道生まれの日本画の巨匠、片岡球子の本画とスケッチで探る「球子のひみつ」展が開催されています。気ぜわしい年の瀬に美術館に足を運び、ほっと一息ついていただくのもいいのではないでしょうか。18日までです。 悲喜こもごもの一年も残り少なくなりました。転んで骨折とか大病もせずに、一日いちにちを大切に過ごせたことに何よりも感謝です。迎えます新年もすべての人々の健康が守られ、良き一年となりますよう祈ります。 |