今年の冬は、駆け足でやってきたようだ。11月初旬は、例年よりも寒い日々がつづき、ストーブも早めの出番を迎え、スタッドレスタイヤの交換も慌てて行わなければならない冬のはじまり。 異例の台風や雨で、夏からの気候も、いつもと違った。地球の様子が、少し変化してきたのだろうか。今年が特別だったのだろうか。「温暖化」といわれて久しいけど、それは、気候が極端にふれる、ということのようで、これまでにない大型の台風の出現や、猛吹雪をもたらす強力な低気圧の発生などに現れるようだ。 もちろん、海洋が約7割も占めるので、その影響は、目の前の海にもあるだろう。この秋は、海底さえもかき乱し、定置網を壊してしまうような大シケは無かったものの、海水温が高めに推移するのはここ数年の傾向だ。 そろそろ終わる秋鮭(さけ)漁に、ブリの回遊が重なるのも当たり前になった。 オホーツクの流氷の勢力が年々減少しているのも、統計上からも明らかになっている。 いま、起きているとしたらそれはどんな変化なのだろうか。 ファイターズが日本一になり、コンサドーレがJ2優勝(となってほしい)という嬉(うれ)しい記憶の一年。そして自然の猛威や変化をあらためて感じた一年。 食卓にはクチグロマスが上がり、母がイズシを漬けるいつもの初冬なのだけれど。 |