北海道新聞旭川支社
Hokkaido shimbun press Asahikawa branch

味めぐり

えびミニ天丼セット*うどん太三郎=旭川市2の20*道産うどんに絶品天ぷら   2018/10/11

 道産昆布と京都の削り節のだしが利いた汁のうま味と、太めの麺の歯応えがたまらない。麺は午前5時ごろから打ち始め、4、5時間寝かせて熟成し、コシが強い。薄衣の天ぷらは揚げたてでサクサク。エビのほか、カボチャやシソなど旬の野菜が彩りを添える。

 会社員だった店主の田端元康さん(77)と妻伸子さん(53)が転勤で暮らした香川県で讃岐うどんの味にはまり、2002年に伸子さんの故郷で開業した。

 小麦は美瑛産を、しょうゆは旭川産を使う。「道産にこだわり、作りたい味を求めているうちに、旭川うどんに進化した」と2人は笑う。

 見た目は豪華だが、平日は750円で提供する。「会社員の財布に優しい価格。土日は880円です」と伸子さん。

 平日は「太三郎うどん」600円、「ひき肉カレーうどん」700円、日替わり天ぷらは30円。(山村晋)

 ◇営業時間 平日は午前11時~午後4時、土日は午前11時~午後7時半。火曜定休。(電)0166・33・3594。


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