名寄産もち米粉のカヌレ*AOZORA(あおぞら)料理店=名寄市北3*食感もっちり 女性に人気 2017/11/17 外はカリッと、中はもっちり。名寄市の洋食店が10月からデザートのメニューに加えた「名寄産もち米粉のカヌレ」(1個180円)は、地元特産もち米を使った珍しい洋菓子だ。ドリンクとのセット(400円)もあり、中でもコーヒーとの相性が抜群で、女性客らの人気を集めている。 カヌレはフランス・ボルドー地方の伝統の焼き菓子。牛乳、小麦粉、卵などを合わせた生地を型に入れ、オーブンを使い、220度の高熱で約90分、じっくりと焼き上げる。生地にもち米粉を30%練り込んだことで、しっとりとした食感にもっちり感が加わった。 開店1周年を記念して販売を開始。地場の食材にこだわる店主の須藤民篤さん(44)は「何度も試作を重ね、シンプルだが、何度食べても飽きない味になった。いつか名寄を代表する洋菓子になれば」と期待を込めた。(成川謙) ◇営業時間 昼は午前11時半~午後2時、夜は午後5時半~10時。火、水曜定休。(電)01654・8・7416 |