しののめジェラート*古農家 GOLOSO(ゴローソ)=東川町東3号北32*地元野菜使った人気の5種 2017/07/14 思わず「おやっ」と思わせる野菜が材料のジェラートが並ぶ。今の時季はトマトなど約5種類で、一番人気は「焼きピーマン」。オリーブ油で炒めたみじん切りのピーマンがたっぷり。口に入れると牛乳の甘い風味とピーマンのほろ苦さが絶妙だ。歯応えも残り、店主の遠藤吾郎さん(45)は「野菜を食べている感じでしょ」と笑顔を見せる。 店は農家が点在する東川町の東雲(しののめ)地区にある。ジェラートは今月1日から10月末までの予定で提供を始めた。同地区の野菜を生かし、農家の助言を得て開発を進めた。トマト味はトマトを皮ごとすりつぶし、キャベツは生のまま細かく刻んだ。メニューには、生産農家の名前が書かれ「顔が見えるジェラート」だ。 今後はズッキーニやパプリカなどの製造を予定。遠藤さんは「東雲地区の農家は地道においしい野菜を作っている。ジェラート作りで地域を伝えたい」。いずれの種類もシングル300円、ダブル500円。(相沢宏) ◇営業時間 午前11時~午後6時。無休(臨時休業あり)。(電)090・6879・8998。 |