北海道新聞旭川支社
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味めぐり

日替わり弁当*旭川市総合庁舎地階食堂=旭川市6の9*地元食材 500円で手作り     2017/05/19

 安くて、早くて、おいしい。気取らない家庭の味が人気のワンコイン弁当だ。

 食堂は2015年8月から、障害者の就労を支援するNPO法人旭川ひだまりの会が運営する。同法人の菅原静江さん(64)は「冷凍食品は使わず、地域の食材を使った完全手作りがモットー」と話す。

 毎日替わるおかずは全6品。肉、魚料理と煮物の主菜3品に、おひたしや炒め物など副菜3品が付く。取材した日はザンギと焼きサケに、鶏つくねの揚げ煮、ナスとピーマンの炒め物などが添えられ、食べ応え満点。味付けは少し濃いめで東旭川町産のご飯が進む。

 1食500円の低価格を維持するため、知り合いの農家から野菜を安く売ってもらうなどして工夫している。食堂は一般の人も利用でき、昼時は全60席がすぐに埋まる。80食限定の弁当は閉店前に売り切れることもある。(久保田昌子)

 ◇営業時間 午前11時~午後6時。土日祝日が休み。(電)0166・25・1888


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