白塗りで舞踏　屋外でも体験＊旭川でイベント

• Tweet
• 

　舞踏を気軽に体験するイベント「舞踏ＢＡＲ（バー）」が５月２５日、旭川市のまちなかぶんか小屋など中心部にある４施設で開かれた。

　北海道コンテンポラリーダンス普及委員会などの主催。まちなかぶんか小屋では、６人の参加者が着物を身にまとい、顔を白塗りにし、小樽在住の舞踏家田仲ハルさん（６０）が指示した内容の表現に挑戦した。参加者は雷に打たれ、指先から流れ出る電流に引き寄せられて前に進んだり、けだるい表情でキセルをくゆらす花魁（おいらん）の姿を再現したりした。その後、屋外に場所を移し、旭川平和通買物公園でも行った。

　小樽市のカメラマン本間未咲さん（３４）は「普段することのない白塗りメークで違う自分になれた」と話した。（朝生樹）

【写真説明】田仲ハルさん（左）に続いて旭川平和通買物公園で舞踏に挑戦する参加者（伊丹恒撮影）
（2025年05月26日掲載）

※掲載情報は、取材当時のものです。閲覧時点で情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。