北海道新聞旭川支社
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永瀬充のGO!パラスポーツ

 11*二刀流で勝利に貢献を     2018/01/29

 3月9日に開幕する平昌パラリンピックのパラアイスホッケー日本代表に北海道から須藤悟選手、三沢英司選手、広瀬進選手の3名が選ばれた。3人とも、私が所属する北海道ベアーズや日本代表チームで、長年一緒にプレーしてきた仲間だ。

 広瀬選手は46歳で初のパラリンピック日本代表の座をつかんだ。競技歴は10年以上になるが、悔しい思いを続けてきた。2010バンクーバー大会の最終メンバー選考で落選し、昨年10月の平昌大会出場権をかけた最終予選でもあと一歩メンバー入りに届かず裏方でチームを支えた。今回の代表入りに本人はあまり自信がなかったようで、驚いたと話していた。

 おとなしい性格で、ロッカールームでも口数は少ない。自分のことをあまり話さないが、地道に努力を続けてきた。トレーニングで筋力をつけ、自宅前でシュート練習をしてきた。フォワードとしてプレーしてきたが、1年前からはゴールキーパーに転向した。平昌ではGK兼FWで臨む。アイスホッケーは選手交代が頻繁に行われるため選手層の厚さが重要だ。パラリンピックではハードな試合を5試合行うが、けがをする選手がでることもある。主力GK福島忍選手も61歳なので、フル出場は厳しい。広瀬選手の役割は重い。

 これまでの悔しさを力に変え、GK兼FWという新たな二刀流で、チームの勝利に貢献してもらいたい。


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