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たかの やすひこ 深川市生まれ。北海道深川東高校卒。
1961年旭川トヨタ自動車入社。‘85年取締役就任後、常務取締役、代表取締役専務、
代表取締役副社長を歴任。2000年5月から現職。業界団体の役職を多数兼任。 |
――トヨタ自動車は八月三十日に全国百四十三店で高級車ブランド「レクサス」の販売を始めました。道北エリアでの販売を担うのが旭川トヨタ自動車株式会社の「レクサス旭川」です。初めに高野社長にレクサスがどんな車か、そのコンセプトをうかがいます。
「トヨタのブランドとは一線を画し、最上級の車を最高のおもてなしでお客様にお乗りいただくということが基本コンセプトです。私どもは『ときめき』と『やすらぎ』と表現していますが、レクサスと過ごす時の期待を超える感動がときめきであり、信頼と安心から生まれる解放感がやすらぎです。レクサスはすでに米国で展開して非常に高い評価を得ているわけですが、日本でさらに磨きをかけて完成度を高めました。日本のユーザーの求めるレベルはきわめて高いですから」
――今回発売した三車種「IS」「GS」「SC」はトヨタの「アルテッツァ」「アリスト」の全面改良、「ソアラ」を四年ぶりにマイナーチェンジしたものと聞いておりますが、実際にはまったく新しい車といっていいようですね。
「その通りです。レクサス車は、風切り音やロードノイズなどの数値で性能を規定できるものから、ボディの精度・隙といった品質や仕上げに関するもの、ドアの開閉やスイッチ操作のフィーリング・音といった感性に関する領域に至るものまで、約五百項目にわたる品質基準をもとに設計し直しております」
――社長はさきほど「最高のおもてなしで」とおっしゃいましたが。
「いい車というだけでお客様は満足してくれません。店の造り、雰囲気から営業スタッフの説明の深さ、レクサスオーナー専用のコールセンターを中心に二十四時間体制で行うアフターサービスまで、すべてひっくるめて高級ということの本質を追求し、お客様の要求にお応えいたします」
――意識しているのはやはりベンツやBMWでしょうね。ただ、旭川・道北でそうしたプレミアムブランドのニーズはどのくらいあるとお考えですか。
「ニーズは大いにあると思います。正直言って今までのトヨタブランドはいやだという方もいます。また、日本のブランドに満足できず、輸入車に向かう人もいる。こうした人たちがいかにレクサスファンに変わってくれるかです。私は最大限の努力をすれば三分の一は替えていただけると見ています。このほか、国産車に乗っている人で、もうちょっと高級な車がほしいという人もいる。ですからマーケットが広がると」
――一方でレクサスはトヨタの「クラウンマジェスタ」あたりと競合すると思いますが、痛しかゆしのところはありませんか。
「新しいブランドを立ち上げたわけですから、ある程度は仕方がありません。ただ私ども旭川トヨタ自動車としては両方扱うことであらゆるお客様に対応できると前向きに考えているのです」
――ありがとうございました。レクサス旭川の今後の健闘ぶりに注目したいと思います。
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