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ななか窓 とっておきインタビュー

トップが語る

旭川トヨタ自動車 社長 高野保彦さん*
 最高級のおもてなしで*高級という本質を追究した「レクサス」、旭川に登場
 2005/09/02

高野保彦さん
たかの やすひこ 深川市生まれ。北海道深川東高校卒。
1961年旭川トヨタ自動車入社。‘85年取締役就任後、常務取締役、代表取締役専務、
代表取締役副社長を歴任。2000年5月から現職。業界団体の役職を多数兼任。

 ――トヨタ自動車は八月三十日に全国百四十三店で高級車ブランド「レクサス」の販売を始めました。道北エリアでの販売を担うのが旭川トヨタ自動車株式会社の「レクサス旭川」です。初めに高野社長にレクサスがどんな車か、そのコンセプトをうかがいます。

 「トヨタのブランドとは一線を画し、最上級の車を最高のおもてなしでお客様にお乗りいただくということが基本コンセプトです。私どもは『ときめき』と『やすらぎ』と表現していますが、レクサスと過ごす時の期待を超える感動がときめきであり、信頼と安心から生まれる解放感がやすらぎです。レクサスはすでに米国で展開して非常に高い評価を得ているわけですが、日本でさらに磨きをかけて完成度を高めました。日本のユーザーの求めるレベルはきわめて高いですから」

 ――今回発売した三車種「IS」「GS」「SC」はトヨタの「アルテッツァ」「アリスト」の全面改良、「ソアラ」を四年ぶりにマイナーチェンジしたものと聞いておりますが、実際にはまったく新しい車といっていいようですね。

 「その通りです。レクサス車は、風切り音やロードノイズなどの数値で性能を規定できるものから、ボディの精度・隙といった品質や仕上げに関するもの、ドアの開閉やスイッチ操作のフィーリング・音といった感性に関する領域に至るものまで、約五百項目にわたる品質基準をもとに設計し直しております」

 ――社長はさきほど「最高のおもてなしで」とおっしゃいましたが。

レクサス旭川 「いい車というだけでお客様は満足してくれません。店の造り、雰囲気から営業スタッフの説明の深さ、レクサスオーナー専用のコールセンターを中心に二十四時間体制で行うアフターサービスまで、すべてひっくるめて高級ということの本質を追求し、お客様の要求にお応えいたします」

 ――意識しているのはやはりベンツやBMWでしょうね。ただ、旭川・道北でそうしたプレミアムブランドのニーズはどのくらいあるとお考えですか。

 「ニーズは大いにあると思います。正直言って今までのトヨタブランドはいやだという方もいます。また、日本のブランドに満足できず、輸入車に向かう人もいる。こうした人たちがいかにレクサスファンに変わってくれるかです。私は最大限の努力をすれば三分の一は替えていただけると見ています。このほか、国産車に乗っている人で、もうちょっと高級な車がほしいという人もいる。ですからマーケットが広がると」

 ――一方でレクサスはトヨタの「クラウンマジェスタ」あたりと競合すると思いますが、痛しかゆしのところはありませんか。

 「新しいブランドを立ち上げたわけですから、ある程度は仕方がありません。ただ私ども旭川トヨタ自動車としては両方扱うことであらゆるお客様に対応できると前向きに考えているのです」

 ――ありがとうございました。レクサス旭川の今後の健闘ぶりに注目したいと思います。


トップの一押し

トップの一押し

●●●レクサス旭川の魅力●●●

 五億四千万円かけたレクサス旭川店は、これまでのディーラー店とひと味もふた味も違う。

 大理石加工の床材を敷き詰め、ラウンジ、応接室は高級感があふれる。トイレは個室ごとに化粧台を設けるなど、いたるところに細かい気配りが見える。

 中でもプレゼンテーションルームでは、大きな鏡で愛車との“ツーショット”を確認してもらい、レクサス特製のキーボックスに収められたキーの引き渡しを記念撮影する演出が施される。


【企業プロフィール】

 1947年3月設立。クラウン、プリウスなどのトヨタを代表する新車の販売のほか、中古車の販売、点検修理などを道北23拠点で行っている。2000年にカー用品販売のジェームス、先月30日からはプレミアムカーブランド「レクサス」の道北地区での運営を担っている。

●本社/旭川市4条通2丁目
 Tel/0166‐22‐6111
●レクサス旭川/旭川市神楽岡14条9丁目1−10
 Tel/0166‐60‐5601 定休日/火曜・祝日


あとがき

 高野社長は、ざっくばらんなお人柄。一九六一年に入社して以来、自動車ディーラー一筋の経験をもとに、分かりやすくレクサス戦略を説明してくれた。

 その高野社長の“勘”では、レクサスは「きっと、ある層に浸透する」。購入するのは必ずしも富裕層だけでなく、四十歳前後の人たちが興味を持ち、そこにマーケットが広がるのではないかというのだ。

 レクサス旭川店は、常勤役員として 丸通・常務のほか、最強のスタッフ七人(うち女性二人)で、高級車市場の激しい荒波に乗り出した。


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 「トップが語る」次回(十月七日)のゲストは(株)タカノ代表取締役副社長 高野正夫さんです。
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