北海道新聞旭川支社
Hokkaido shimbun press Asahikawa branch

旭川ミニぐるめ情報
スペシャルドリア*バイク乗りのご主人が焼く、人気のオーブン料理 * タイムトンネル    2009/10/09
ビーフドリアに粗びきハンバーグを載せて焼き上げた“スペシャルドリア”。西神楽の米や道産ポークやチーズなど地場産素材がタップリ使われている。

 国道237号線を神楽から美瑛方面に向かって走り、西神楽市街地を越えてほどなく右手に、手づくり感タップリのカフェが見えてくる。バイクをこよなく愛するご主人が経営するビンテージモーターサイクルカフェ“タイムトンネル”だ。模型のライフルやペンチが床に埋め込まれた風除室を抜けると年代物のラジオや調度品、バイクが飾られた隠れ家のような店内。スピーカーからはオールディーズやジャズが流れ、気分はまさにタイムスリップだ。

  カウンターに並んだイスに腰掛け、注文はもちろん一番人気の“スペシャルドリア(980円)”だ。人気メニューのひとつであるビーフドリアに粗びきハンバーグを載せて焼きあげたボリューム満点のドリアで、西神楽夢民(むーみん)村の米や道産ポーク、道産チーズなど地場の素材がタップリ使われている。フォークですくい上げ一口いただくと、赤ワインで深みを出したまろやかなドリアソースのうま味とチーズのコクがいつまでも口の中で遊び続ける。ハンバーグもしっとりとおいしく、無塩バターがからめられたご飯とドリアソースに一体感を感じる。「ドリアは日本のカツ丼みたいなものです」とご主人。ガンコであたたかく、そしてやさしい味がした。しょうゆ味をベースにした“スパゲティ・ジャポネーゼ(780円)”は、玉ねぎの甘さが引き立つ日本人向けの味わい。

しょう油味のスパゲティ・ジャポネーゼ。 ビンテージバイクが飾られた店内。

  夢だったライダーハウスを営業するため6年前に医大前からこの地に移ったタイムトンネル。当初は地域の人に珍しがられたドリアだったが、「今では高齢者の方でも普通に注文してくれるのがうれしい」と語るご主人が印象的だった。



タイムトンネル
旭川市西神楽1線15号
TEL(0166)75-6808
●営業時間/
11:00〜23:00
(12〜3月は21:00まで)
●定休日/月曜日
http://www.timetunnel.net/index.html

ミニぐるめ君のひとりごと
アイヌ民族やインディアンなどネイティブと親交が深いご主人。道外のツーリング客にアイヌ民族の話を伝えるメッセンジャーでもある。そんなご主人にドイツ国営放送からドキュメンタリーのオファーが来ている。
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