北海道新聞旭川支社
Hokkaido shimbun press Asahikawa branch

旭川ミニぐるめ情報
刺身盛り* 鮮度と旬にこだわった魚介の魅力を堪能* 串あげ太郎 2008/05/23
旬と生に徹底してこだわる串あげ太郎。刺身はどのネタも甘さとうま味が強く、後味も格別だ。おろしたての本わさびも素材のうま味を後押しする。

 3条6丁目の小路を進むと、入り口の両側に大ぶりのカニが泳ぐ水槽が目印の“串あげ太郎”。特に生と旬にこだわる刺身には食通から高い評価を受ける名店で、ショーケースに並ぶ魚介類のつややかさからもそれが伺える。お勧めの刺身を3点盛りで(1,800円)お願いした。赤身、ボタンエビ、ヒラメが盛りつけられ、おろし立ての本わさびが添えられている。肉厚に切り分けられた鹿児島産本まぐろの赤身にしょうゆを付けると、しょうゆの表面に微細な脂の粒がすーっと広がる。この細かさが天然の証でもある。一口いただく。サクリとした張りのある歯触りの後から上品な甘さが感じられ、喉の奥までうま味が広がる。新鮮な生の赤身ならではの深い味わいにため息が出る。生きたまま昨日届いたばかりという大きなボタンエビは、甘味料でも使われているのかと思うほど甘い。ヒラメもザクリとした歯触りで、品の良いうま味に新鮮さが感じられる。「お吸い物作りましょうか?」とご主人の会田さん。ボタンエビの頭に三陸産のワカメを添えた品の良いお吸い物が料理に花を添えてくれた。

梅肉が添えられた天然ハモの湯引き。 ショーケースに並ぶ最高級の魚介類。

  今のお勧めを伺うと天然のハモの湯引き梅肉添え(1,200円)が出された。たんぱくなハモは梅肉との相性が良く、弾力のある歯触りも楽しめる。タラノメやウド、アスパラなど春の山菜や野菜も今が旬。この他、大ぶりな網走の釣りキンキの煮付け(4,500円)も人気メニュー。オープン当初から看板メニューの串上げ(600円)や肉豆腐(500円)も常連客の定番メニューだ。宴会は料理4,000円から、飲物込みは5,000円(10名以上)から用意されている。

 
串あげ太郎
旭川市3条通6丁目
TEL(0166)25-3947
●営業時間/17:00〜23:30
●定休日/日曜日
●小上がり
ミニぐるめ君のひとりごと
魚介や野菜は鮮度もサイズも最高級の素材をそろえている。常連客からは「“串あげ”の名前を変えたら」と言われるほどメニューも豊富。地元の固定客が多いが、今後観光客にブレイクする予感がした。
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